ご相談の経緯
H様は20年前の40代で自宅を購入しました。しかし、勤務先が倒産し、同時に離婚することになってしまいました。その後は、20年近くアルバイトなどで生計を立てて、住宅ローンを返済していました。しかし、脳梗塞を患ってしまったことで、貯金も底をつき、住宅ローンが返済できず、消費者金融からの借入れも返済出来なくなってしまいました。そんな状況の時に、インターネットで当社のホームページを見つけてご相談いただきました。
借入の状況
借入合計額:2,200万円 (住宅ローン残債1,800万円・消費者金融7社 400万円)
解決にあたって重視したポイント
○60代と年齢も高く、また病気も患っているため、破産後の生活設計として生活保護の申請を行ったこと
ご相談による結果
H様は脳梗塞を患ってからはアルバイトもできなくなり、収入が0になっていました。その中で、消費者金融からの借入が増えていき、自宅の住宅ローンも返済が滞っていました。今後、どうやって生活したらいいのか非常に不安がっていらっしゃいました。
そこで、まず破産する前に任意売却によって、資産をなくし、引越等の費用を捻出しました。
その後、債務などを減額しても生活が厳しいために、破産の申立を行いました。
さらには、病気のため今後も収入を得ることが難しいために、生活保護の申請を行いました。
破産しましたが、生活保護を受給することで不安なく毎日の生活を暮らしていらっしゃいます。